DMAT看護師のヨッシーのブログ

ER看護師でDMAT隊員副隊長を務めているヨッシーのブログです。DMATに関する情報、日々のDMATの業務、看護の技術について等、DMAT看護師に興味を持っている方に役立つ情報を発信していきます。

DMAT隊員に求められるもの DMAT隊員の仕事内容について

      2016/01/27

私は看護の仕事をする前には普通の会社に勤務していたことがあります。

しかし思い描いていたことと程遠かったためまたその社風に肌が合わなかったためわずか半年で辞めてしまいました。そのため准看護師の学校に入学したのは二十代の半ばでした。

それから生きていくためという人間本来の目的もありましたが会社で働くことと看護の仕事と明らかに違いは感じていました。人との関わり合いがこんなにも楽しいなんて人の命に直接関わり合うことの大変さそこから生まれるやりがい。私はこの仕事を続けていこうと思いました。

時には押しつぶされそうになったり体調も崩したり大変な思いも数え切れませんでした。今でもそうです。たくさんの経験とつらい思いが私の勲章です。

さらに長年憧れていた、なりたかったものがありました。東日本大震災を契機に現地入りして看護師として医療活動がしたかったけどできなかった悔しい思いを胸に転職し(参考:私が転職を成功させた方法【DMATになるまでの経緯について】)その転職した先でDMAT隊員に選抜され堂々と被災された方々のために働けるという資格を取得したのです。

DMAT隊員の仕事内容とは

簡単です。災害が発生した時に行政から派遣命令が下命されます。

下命された集合地点に迅速に集合し災害現場あるいは災害現場近くの救護所などで医療活動を行います。もちろんですがDMATはチームですのでチーム活動で医療を実践します。

「災害現場の最前線に赴き一人でも多くの被災者に医療を施し尊い命を救うこと」を目的とします。

現場は危険なところもあります。自分が被災しないためにも自分の身は自分で守らなければなりません。これは日常の医療では考えられないことです。これもDMAT隊員の重要な仕事の一つなんです。

DMAT隊員の大変さとやりがいそして求められるものとは

まずDMATはチームです。チームワークが良くないとせっかくの活動も無意味になってしまいます。協調性とチームワークが第一にあげられます。

次にやはり自分がそれまでに培ってきた看護技術、医学的知識の実践です。普段からの研鑽も大切になってきます。看護師になったからもう勉強はしなくていいということはありませんよね。

看護師になってからも勉強することはたくさんあります。そうすることによって患者さんに還元できるのです。私も看護師でありDMAT隊員でもあります。資格維持するためには決められた研修や決められた訓練に参加しなくてはなりません。積極性を持ち研鑽することもまた重要です。

DMATになれたからこれで終わりというわけではないのです。よく聞かれる言葉ですが人間一生勉強です。まだあります。そのシーンに適応した臨機応変な判断力です。判断に迷いがあれば災害現場において幾つもの命が失っていく可能性があります。

DMAT隊員はいうまでもなくいつどこで起きるかわからない災害に備えて常に知識、技術を磨き訓練もあります。向学心も旺盛でなければいけないということです。災害現場はとても悲惨です。

血だらけだったり体が変形をしていたり体の一部がなかったりなどです。その度に精神的に活動ができなくなったりしては派遣されてきた意味がなくなります。特殊な環境下の中に置かれます。

肉体的にも精神的にもかなりの負担を強いられます。これも以前からお伝えしていますがDMAT隊員には強靭な肉体と強靭な精神力が必要といえるでしょう。

「もう少し何かできていたら違っていたかもしれない、もう少し早かったら違う道をたどったかもしれない」という後悔の念と反省というものが活動時または活動後に思うことがあると思います。

その逆に現場活動で自分の知識や技術が生かされて役に立った時これほどの喜びややりがいはないでしょう!

私たちは常に命と向き合っています。積み上げてきた知識や技術または貴重な経験は災害時だけではなく勤務する医療機関にも還元することができます。

このように平時でも災害時でも私たちDMAT看護師は全力を尽くす努力することを考えています。これもまたDMAT隊員に求められるものの一つと言えるでしょう!







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